近況
久しぶりにブログを更新している。前回から約1年半経過していて、その間の出来事を上手くまとめるのは至難の業だが‥‥
生きていく上では、人間関係は避けては通れない。生まれてからこれまで常に人に囲まれて生活してきた。家族、学校、職場、コミュニティ、リアルであろうがなかろうが、周りと接触して生きている。2022年2月から在籍していた職場は、その環境があまりにも悪く、これから良くなる兆しなど無く、自浄作用など全く働かない場所。精神衛生上もうとっくに限界に達していたのだが、肉体が『もうやめとけ』と訴えてきた。2023年9月に異動。人を恨むことはしない。ただ運が悪かっただけと思うようにする。人生に不確定性原理は付き物。
2022年3月 徒然なるままに 雑記
断薬から丸5年経過し「今思うこと」「伝えたいこと」
そもそもこの日記を書き始めたきっかけは、抗うつ薬・睡眠薬・抗不安薬という名の恐ろしい薬物を断薬した後の自分の体に起きた出来事をそのまま書くことが目的でした。
2016年5月から丸5年経過し、今思うことは……「生きていて良かった、生かされていることに感謝」これに尽きます。
あの時、もし死を選択していたら、今現在の私の存在はありません。当たり前のことかもしれませんが、生きることを諦めなければ現在・未来は続くのです。
仕事が出来るようになり、好きな事が自由に出来るようになる。こんな未来が来るなんて少し前までは想像出来ませんでした。
断薬直後の生き地獄の体験は時間と共に体や心から薄らいでいき、健康体を取り戻した今となってはあの記憶は幻のように思えるときもあります。人体のホメオスタシス(恒常性維持機能)は驚くべきものです。
現在、薬から脱却しようとしている方には私の過去のブログの内容が何らかの参考になっていただければ幸いです。
薬は時間の経過と共に必ず体から抜けていきます。しかしその時間が途方もなく長いので心が折れてしまわないかとても心配です。
最近のプレイリスト
phoenix/united
🍎林檎
新規開拓、出会い、気付き、新発見は私の場合突然やってくる。熱しやすく冷めやすい性格だと自分でも思う。しかし罪深き貪欲さは新たな発見を生むのである。
何を言いたいのかというと、最近知った椎名林檎さんの音楽にめちゃくちゃハマっているという話です。
Twitterで少し前にあった企画
#みんなが選ぶ邦楽オールタイムベストアルバム100
このチャートで第7位にランキングされていた椎名林檎『無罪モラトリアム』を初めて聴いてみて、その完成度の高さ音楽性の多様さ個々の楽曲の良さアルバムとしての構成力の絶妙さ曲間の流れ等々‥全てが1stにして傑作の域に達しているのが素晴らしく、ここ数日ずっと聴いていたのです。熱量が物凄く高いアルバムでもあるので、集中して聴くと正直言って疲れます。しかしこの疲れというのはもううんざりして嫌だというような類ではなく、余りに作品に没入し過ぎた為に起きる疲れなのです。
次作『勝訴ストリップ』では更に濃さが増し、3rd『カルキ・ザーメン・クリノハナ』ではもはや総合芸術の域に突入しているかと思われいやはや林檎嬢🍎恐るべし。
キング・オブ・ディギン
MUROさんの傑作ミックステープ
「Diggin' Ice - summer of 96」
side-A
01 Mtume / C.O.D. (I'll Deliver)
02 Natalie Cole / I Wanna Be That Women
03 The World's Famous Supreme Team / Hey DJ
04 Rick James / Mary Jane
05 New Edition / Mr. Telephone Man
06 Bee Gees / Love You Inside Out
07 Daryl Hall & John Oates / One On One
08 Heatwave / Mind Blowing Decisions
09 Gene Dunlap featuring The Ridgeways / Before You Break My Heart
10 DeBarge / Stay With Me
11 Chocolate Milk / Girl Callin'
12 Curtis Mayfield / You're So Good To Me
13 The Futures / Ain't No Time Fa Nothing
14 Hubert Laws feat Debra Laws / Family
15 Rufus feat Chaka Khan / Stop On By
16 T.Y / Windy Lady
17 J.R. Bailey / That's Love
18 Dazz Band / Everyday Love
side-B
01 Aretha Franklin / Day Dreaming
02 Roy Ayers / And Don't You Say No
03 Enchantment / It's You That I Need
04 Jeffrey Osborne / Only Human
05 Isley Jasper Isley / Insatiable Woman
06 Ray Parker Jr. And Raydio / Tonight's The Night
07 Herbie Hancock feat Vicki Randle / Tonight's The Night
08 Nicole with Timmy Thomas / New York Eyes
09 Pleasure / Thoughts Of Old Flames
10 Shalamar / I Don't Wanna Be the Last to Know
11 Zapp / Be Alright
12 Collage / Get In Touch With Me
13 Sister Sledge / Easier To Love
14 Patrice Rushen / Remind me
15 La Toya Jackson / Camp Kuchi Kaiai
16 Debra Laws / Meant For You
17 Cerrone / Strollin' On Sunday
18 The Jets / You Got It All
19 Four Tops / Ain't No Woman (Like The One I've Got)
なんとこの音源がyoutubeにアップされていました。
週末はこればかり聴いています♬
断薬から4年経過
もう精神薬の事はほとんど考えなくなりましたが、ここで区切りとして現在の心境を書き残しておこうと思います。なぜならこの4年間に起こった出来事はあまりにも壮絶で残酷で、生き地獄を何度も味わいましたが、それを乗り越えた後に、劇的な変化をもたらしてくれたからです。
薬が体から抜けていく過程は、以前のブログに詳細に記録しているので繰り返しません。2019年4月以降、仕事に復帰してからの体調の変化には自分でも驚くべきものを感じました。過去の出来事は考えずに、ただ目の前に起こっていることに集中する。社会の中に無理やり自分を放り込んで、観察してみる。そこには這い上がる力、常に物事が変化している感覚、入れ替わる体の分子、宇宙と自分との繋がり、家族の大切さ、周りの人たちとの関係性など様々なことが浮かんでは消えていく。それは川の流れのよう。
精神薬について、今思うこと。「否定も肯定も出来ない」という考えに至っているのです。以前なら、考えられないことですが。