惑星☆のかけら

向精神薬からの脱却記録、個人的な生活メモ、雑記、つぶやき、好きな音楽について書いています

台風が温帯低気圧に変わった朝、くるりを聴いた

三連休の最終日、いつものように6時に起床。妻は仕事へ、子供は部活へとそれぞれの活動のため、家を出る。朝の慌ただしさは渦中のなかでは避けたいものだが、傍観していると日常のかけがえのない美しいワンシーンのようにも見える。人は勝手なものだと思う。一人だけ朝食をゆっくり目に食べ、新しいコーヒー豆をミルで挽いた。その後、しばし一人の時間が訪れる。

あまり聞き込んでいない、くるりのアルバムを2枚聴いた。

「言葉にならない、笑顔をみせてくれよ」(2010)

リリースは2010年9月8日とある。これは発売日に渋谷のタワーレコードで買った。特典というか付加価値としてインストア・イベントのライブが観たかったのでわざわざそこまで買いに行ったが、抽選のくじではずれてしまった。聴いた最初の印象は肩の力が抜けたラフな感じ、今は夏の残響と乾いた熱量みたいなものを感じる。悪くない。

「アンテナ」(2004)

中古で買った。いつ買ったかは覚えていない。もうずっと地味な印象しかなく、アルバム全編通して聴くことがほとんどなかったが、「Hometown」は良い曲だと思った。コーラスの五島良子が良い味出してる。ジャケットデザインとアルバムタイトルの乖離が、このアルバムがあまり好きではない理由だ。この曲の内容で、どうしてアルバムタイトルが「アンテナ」なのだろうか。誰も言及しないけれど私は今も悶々としている。