惑星☆のかけら

向精神薬からの脱却記録、個人的な生活メモ、雑記、つぶやき、好きな音楽について書いています

音楽のこと

Everything but the Girl - Night and Day

Devine & Statton - Bizarre Love Triangle

Mood Six - I Saw The Light

 

この3曲は二十歳頃聞いた曲で、それから30年近く経っても好きな曲、

というか、心の中の大切な部分に訴えかけてくる何かがある曲たち。

繊細さ、慈愛、哀愁、寂しさ、枯れ具合、ほんわかした感じ、

アコースティック・ギターの優しい響き・・・

 

コール・ポーターニュー・オーダートッド・ラングレンの原曲よりも

先に聴いたことが、良かったのか悪かったのか、その頃の感性にぴったり

ハマったのか、曲のイメージはその第一印象で決まってしまった。

 

20代の若さゆえの暴走、向こう見ずな行動、浅はかな発言、

無駄に有り余る体力、豊富な時間、底抜けな好奇心だけが渦巻き

手当たり次第に音楽を聴き漁っていた期間。

 

それから時を経ても、自分の中ではその曲たちは決して色褪せない。

記憶と共にその時の空気、景色、心情などが全て真空パックされている。

時間と共に成熟し、聴き飽きたとしても、またいつの日か

新鮮な気持ちで聴くことが出来る稀有な存在。

 

 【新星堂 3✖20(colours) A compilation of u.k. indies from 1980-1990】

レーベルの枠をこえて80年代のイギリスのインディーレーベルの音源を60曲収録した

コンピレーションCD(三枚組)

 

the smiths,my bloody valentine,primal scream,galaxie 500,felt,pale fountains,

the go-betweens,antena,jane kelly williams,louis phillipe,momus,lightning seeds

自分の音楽の趣味の幅を大きく広げてくれたこのCDに感謝。

このCDは心の財産である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに渋谷タワレコに行ってみた

最近ようやく繁華街に一人で外出できるようになってきた。

ここ2年半は図書館と河川敷が主な活動&散歩エリアであり、雑踏の中に身を置くことなどほとんど出来なかった。ある時期はもう二度と街へ繰り出すことなんてないのだろうと絶望的になっていたこともある。しかし長く暗く閉ざされた時間もようやく終わりの時を告げ、次のステップへ進みつつあるようだ。

回復期に家ではよく音楽を聴いていた。僕はやはり音楽を聴くことが一番好きなことであり、気分転換にもなり、何より一番心地よい時間を過ごすことが出来る方法なのだと実感していた。

そこでまず行ってみたい場所はCDショップだった。渋谷のタワレコに久しぶりに行ってみたのだ。学生時代からCDやレコードを買う場所はほぼ渋谷であり、馴染み深い街であった。

4年ぶりぐらいに渋谷のタワレコに入ってみてまず驚いたのが店内に客がいないこと!。J-ポップ、アニソンのフロアは若い子たちでそれなりに賑わっていたが、その他のフロアで旧譜のカタログの棚を見ている人は僕以外にほとんどいない。旧譜の棚はCDの背のタイトルしか見えないので探すのがひと苦労だし、試聴機のヘッドホンはボロボロだし、ポップのコメントも熱意や愛情が感じられずがっかり。面出しのコーナーもピックアップの意図が分からないものが多く、結局試聴したCDはメキシコ70の再発盤ぐらい。企画のネタが尽きたという印象がとても強く、店の中を歩きながら実店舗としての役割は何なのだろうかと真剣に考え込んでしまった。僕は店舗マネージャーではないのでそんなことはしなくてもいいのだが、そんなことをこの店は考えさせてしまう。そのうちに何か良い点はないのだろうかと積極的に探し出す努力をしてみたがなかなか見つからない。

今回、渋谷のタワレコへ行ってみたいと思ったもう一つの理由がパイドパイパーハウスのコーナーを見ることだったが、そこに行っても新たな発見はほとんどなく、「まぁこんなものか」と失礼だが思ってしまった。期待値が高すぎたというのも良くなかったかもしれない。

ロックのフロアでの新譜がプリンスの過去のデモ音源とかプライマル・スクリームのメンフィス録音の発掘音源とか商品自体にも問題がある。過去の遺産が新譜のコーナーにあるという状況は、この業界の現在の姿を如実に表しているように思えてしまった。これが良い悪いは別としての意見だが。

ネットストアで早く安く買えて、視聴はyoutubeで出来てしまう今の状況が実店舗の存在を危うくしているのだろうか。ダウンロード、ストリーミングというテクノロジーの進歩がモノとしての音楽メディアを駆逐しているのだろうか。いろいろと考えながら僕は店を後にした。

 

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追記・・・

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最近のお気に入り。ボーナス・トラックの「ドリフター」の歌詞に涙しました。

解説、対訳付きの日本盤を買っておいて良かった!

 

 

長いトンネルの向こう側

精神医療、向精神薬のペテンに迂闊にも引っかかってしまった人でないと分からないと思いますが、薬は時間の経過で確実に体から抜けていきます。減薬をしないで大量の薬を一気に止めて生き地獄を散々味わった私ですが、脳の働きの回復は実感しています。

 

ふぅー。

 

もうこの話題はいい加減に終わりにしたいのですが、この苦い経験は一生記憶からは消えませんし、共に生きて行くしかないのでしょう。でも、悲観はしていません。なぜか分かりませんが、ここ一か月ほど寝込んでいて到達した境地なのです。

 

時間は平等に過ぎていく

 

未来は必ずやってくる

 

全ての物事は常に変化している

 

生命には必ず終わりがある

 

ならば・・・・

 

やりたいことをやって死んだ方がいい

 

きっとそうだ!

気分転換

引っ越し後、パソコン以外で音楽を再生する機器が部屋になかった(正確にはセッティングしていなかった)ので、久々にオーディオをパンダ印の段ボールから出しました。(遅いよ!)

まず最初に再生したのはキング・クリムゾン「レッド」(紙ジャケ)

次にフェルトの1stアルバム(再販紙ジャケ)

やっぱりスピーカーから聴く音はいいですね。

曇り空で時折雨降りの今日の天気に

暗く鬱陶しい(褒め言葉)フェルトの音楽は

ピッタリでした。

youtu.be

 このアルバムタイトルの原題は「crumbling the antiseptic beauty」

直訳すると「防腐性の美の崩壊」

何とも屈折したタイトルです(。´・ω・)?

 

 

今、調子が悪くても気にするな!

ここ最近(9月中旬以降~)調子の悪い日が続いています。

季節の変わり目

気温の急激な変化

台風の影響

など…外的な影響は考えられますが、どうにもこうにも前に進んでいかないと言いますか、活動が鈍ってしまいひきこもっています。

 

しかし2年前は地獄の離脱症状と戦っていたのです。

(以前のブログから引用)

筋肉の硬直
吐き気
食欲減退
頭痛
前頭葉辺りが常にビリビリする
耳鳴り
朝の日の光に耐えられない
ほとんど眠れない(眠れても一日長くて2時間ぐらい)
無気力(自発的に行動出来ない)
極度の不安(これが一番辛かったです)
過去の記憶が急によみがえり気持ちが不安定になる
いつも微熱で体温調節が出来ない(平均37.5℃)
排尿異常
汗を上手く出せない
首周辺の痛み(パキパキ音がする程、違和感あり)
リンパ腺の痛み
ほとんど寝たきり
自殺念慮
テレビ・本・音楽などはすべて拒絶(情報を取り込むと混乱する)
会話がうまく出来ない、考えがまとまらない
髪質の変化
体から体液とは思えない脂っこい皮脂が出る
薬を飲んでいたときの出来事を後悔する

 

いやぁー( ̄▽ ̄;) 壮絶でした。

それを思えば、現在の不調なんてなんてことない。

不調の部類ではない。甘えてるだけなんじゃないか。

と自分に言い聞かせてみる。